WiMAXの提供会社と仕組み~何をもって比較するべきか

WiMAXの提供会社と仕組み~何をもって比較するべきか

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2018.06.17

WiMAXの基本

WiMAXという言葉やサービスは、現在では広く認知されています。実際にこれを利用して、快適なインターネットサービスを利用している人はたくさんいます。ただ、一口にWiMAXといっても、販売する窓口によってその提供形態はさまざまです。ここではWiMAXの基本を知るとともに、「どのようなポイントで提供会社を選べばよいのか」「代表的な販売窓口にはどのようなところがあるのか」ということについて触れていきます。

まずは「WiMAXの基本」について紹介していきます。「WiMAX」というのは、非常に特徴的なサービスです。これは、「無線基地局から発せられた電波を、Wi-Fiルーター(無線LAN)で受け取り、それによって端末がデータ通信をできるようにする」という無線LAN規格の一つです。一般的な携帯電話の場合は、通話機能があります。しかしWiMAXの場合、あくまでやりとりを行うのは「データ通信に関するもの」だけです。

このため、WiMAX単体での契約の場合は、端末に通話機能を持たすことはできません。あくまでできるのは「データ通信」のみのため、メールの発着信や動画を見ること、インターネットサーフィンをすることは可能ですが、「携帯電話」と聞いて真っ先に思い浮かべる「通話機能」はないわけです。このサービスはもともと、「もっと安価にデータをやり取りしたい。

そのためには、通話機能は必要がないのではないか」という発想から生まれました。通話機能は必ずしも必要ではなく、あくまでデータ通信のみに特化したサービスを提供することで、より安くインターネットなどを利用できるようにするというのがそもそもの考え方です。このため、WiMAXでの利用の場合、一般的な携帯電話の契約よりもずっと安く端末を使うことができます。

通話機能と回線速度

一般的な携帯電話との違いは、「通話ができないこと」だけではありません。WiMAXを利用したデータ通信の場合は、原則として「Wi-Fiルーターと端末の2台持ち」をする必要があります。このため、常に荷物を多く抱えることになります。また、「置き忘れ」「忘れ物」のリスクも増えるでしょう。現在は特定業者の1つからのみ、ルーターと端末が一緒になったものが販売されています。

しかしこれを選ぼうとした場合、選択できる業者が極めて限定的になるという問題があります。すでにこの会社の端末を使っているという人ならば問題はありませんが、それ以外の人の場合はいわゆる「携帯電話の乗り換え」を余儀なくされるため、「面倒だ」と感じられることもよくあります。ただ、それでも、「WiMAXの費用の安さ」は非常に魅力的です。

プランによって値段に違いはありますが、月額費用で3分の1ほども安くなることもあり、とても多くの人がWiMAXを利用しています。しばしば、「WiMAXには電話機能がない」「WiMAXは光回線より遅い」ということが問題点として挙げられます。しかし現在では、LINE通話(ラインつうわ)やSkype(スカイプ)などを使った通話機能が充実しているため、実はこれはそれほど大きな問題にはなりません。

しかもこれならば、通話料も原則として無料です。また、光回線はWiMAXよりも速度が速く安定しており、「最強のデータ通信のうちの1つ」といわれています。しかし、仕事でインターネットを激しく使う人ならばともかく、「インターネットでインターネットサーフィンを楽しむ」「日常のなかで動画などを楽しむ」ということだけを理由としてデータ通信を行いたいと考える人であるのならば、WiMAXでも十分だとされています。

WiMAXの提供会社と販売窓口の比較のポイント

「提供会社の比較」は意味がない

「どこのWiMAXにしようか」と考えるとき、私たちはしばしば、「どこの提供会社から選ぼうか」と考えてしまいがちです。しかし実のところ、「WiMAXを提供している会社」というのは日本では原則としてUQモバイルコミュニケーションズであるため、「提供会社の比較」はあまり意味がありません。

(現在では大分ケーブルテレコムなどがこれを扱っていますが、UQモバイルコミュニケーションズと提携していたり、また地域が限られたりしています。なおこれはあくまで日本の話であり、海外ではまた状況が異なります)。

WiMAXはとても面白いシステムです。これは、「提供している会社は1つだけだが、販売窓口によって契約プランを自由に定めてもよい」といったシステムをとっているのです。このため、実は「提供会社の比較」という表現は意味を持ちません。

私たちが比較して検討することができるのは、あくまで、「販売窓口の契約プランの比較」だけなのです。そして、販売窓口となるところは数多く存在します。そのなかで、より自分に合ったプランを探していくことが求められます。

速度

「提供会社が(原則として)UQモバイルコミュニケーションズ一択である」ということから、実のところ、どこの販売窓口で契約をしたとしても、その回線速度などには違いがありません。しばしば議題にのぼる、「速度の速いWiMAX」というのは、WiMAXの提供会社による違いではなく、UQモバイルコミュニケーションが打ち出している「WiMAXの種類による違い」です。

WiMAXという考え方自体は10年ほど前に出た考え方です。それが進歩し、より速い通信速度を実現したのが「WiMAX2+(WiMAX2プラス)」です。これは5年ほど前に出てきたものであり、より快適なデータ通信を可能にしました。「速い速度で通信がしたい」と考えるのであれば、WiMAX2+の方を選ぶとよいでしょう。

なお、WiMAXの場合は「安いこと」が最大のメリットであるため、どうしても「安いこと」を大きく打ち出した販売窓口がよく取り上げられます。しかし安いところの場合、「通常はWiMAX2+だが、ある程度データ通信を繰り返すとWiMAXの方に切り替わる」ということもあるので注意が必要です。

縛り年数

また、WiMAXの場合は「縛り年数」があります。これは「〇年以内で解約をした場合、違約金や解約金が必要になる」というものです。現在は2年縛りがやや多いでしょう。このプランの場合、「WiMAXを使ってみて気に入らなかったら解約すること」がやりにくくなっています。契約にあたってはこの点についても見ていくといいでしょう。

データ上限

最後に挙げたいのが、「データ上限」です。これをオーバーすると、通信速度が非常に遅くなってしまいます。ただ、データ上限が高ければ高いほど金額は大きくなる傾向にありますから、自分に向いているプランを提供しているかどうかをしっかり見極めなければなりません。

販売窓口について

現在は非常に多くの販売窓口がWiMAXを扱っていますが、そのなかでも代表的なのは「Broad WiMAX」と「BIGMOBE WiMAX」でしょう。ここではこの2つの特徴について見ていきましょう。Broad WiMAXのもっとも大きな特徴として、「解約金が必要ない」というものが挙げられます。

上でも述べましたが、WiMAXを使ううえで大きなデメリットとなるのが「解約金」です。しかしBroad WiMAXの場合は、「速度などで満足ができなかったのならば、乗り換え(指定あり)をすることを条件として解約金をとらない」としています。「WiMAXを試してみたい」と考える人にとっては非常に使いやすいでしょう。

対して、BIGMOBE WiMAXの場合は30,000円もしくは20,000円のキャッシュバックが行われたり、月額2,595円から使用することができたりといったメリットがあります。どちらか片方しか選べないとはいえ、これはかなり大きいものです。また、端末の発送も最短ならば翌日というスピーディーさです。「今すぐにでも端末を欲しい」と考える人にとっては、非常に使いやすいものだといえるでしょう。

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